むちむちふわふわ

ひまだね
05 /25 2015
この前、信号待ちをしていたら、通りを挟んだ向こう側の通りを猫が歩いていました。
全体は白く、右耳だけが黒茶のぶちの、えらく貫録のある和猫でした。
遠目からでしたが、老年に差しかかった感じに見えました。
その見るからにむちむちふわふわの猫が、てちてちてち…と見た目に似合わず早足で歩いているのです。

何で四足歩行ってあんなにかわいいのかな~♪
ほわわ~んとしていたら、その猫が突然歩みを止めました。

猫の前には、赤信号の横断歩道が。

ま、まさか!?
果たして猫は、おすわり姿勢で待っていました。
車はほとんど通っておらず、向こうから1台来ているところでしたが、行こうと思えば行けない距離ではありません。
にも拘わらず、猫はちんまり座っています。

そして青信号になると立ち上がり、止まっている車の前を悠々と歩いていきました。

ふ…ファンタスティック!!!

猫って、走行中の車の前をたたーっと走り抜けていきます、よね?
そのせいで轢かれてしまう猫も、結構いると思うのですが。

猫が青信号と赤信号を見分けて、渡るか渡らないかを判断しているのかどうかは分かりませんが、少なくとも何らかの学習をして渡っているのは確かです。

賢いな、猫!

渡り切った猫は、茂みに隠れる前にひょいとこちらを見ました。
少しの間こちらをじいっと見つめ、やがてふいっと視線をそらすと、すたすたと去ってゆきました。


そしてその夜。
うちの死んだ猫が夢に出てきました。

覚えている限りでは、うちの猫も含めて、身近な亡くなった人や動物の夢をみた事はあまりありません。
夢でくらい会いたいのに、全然出てこなくてくやしい思いをしてきたのですが。
それがいま!?

夢の中の猫は、寝そべった自分に寄り添ったり、おなかに載ったりしていました。
そしてずうっとこちらを無表情に見つめていました。
鳴いたり、喉をごろごろ言わせたり、すり寄ったり甘えたり、は一切なし。
唯一、自分が身体の向きを変えた時に、猫の足かしっぽを挟んだか何かで「ニギャッ」と言ってました。

えぇ~。
こんなの、ありなの?

目が覚めて、思わずきょろきょろしてしまいました。

何だよ。
初めて出てきて、あの態度はないよ。
……傷ついた……。

でも、手を置いた背中はちゃんとあたたかくて、柔らかくて、指の間に毛が挟まる感覚もものすごくリアルで。

思えば、猫との記憶はだんだんと薄れていて、猫が自分を好きだったのか、確信が持てなくなっていました。
そんな自分の不安が、夢の中の猫の態度につながったのかもしれません。
あんまりな態度でしたが、それでも猫は常に身体をくっつけて離れることはありませんでした。

もしかしたら「ずっとそばにいるよ」ってサインだったのかな。
よし。
そういう事にしておこう。

スタッフに話したら「夢の中の態度をそこまで気にしてもらって、猫も本望だろうよ」と言われてしまいました(^^;)
ま、悪い事の前兆でなければ、何でもいいですよ、ハイ。

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